メニエール病の症例(その1)

患者

男性 30代 教師 和歌山市在住 

来院

2017年7月

症状

2年前に回転性のめまいを発症したことがあり、その時はMRI検査を受けたが異常なしと言われ、様子を見ていたらそのまま治まっていたが、今回は1週間前からグルグル回るような回転性めまいがあり、仕事に差し支えることに困っていて労災病院で診察を受けたところ、左右の聴力は同じだがメニエール病だろうと言われた。

薬以外の治療法で長期的にめまいが起こらないようにする方法は無いか探していたところ、当院の事を知り来院。

治療内容と経過

初見時、めまい症状は無く、回転性めまいの各検査を行っても陰性であったが、たまにグラッとする感じや食欲不振、何だかすっきりしない感じがするなどの症状を訴えていたことから、次に体の歪みをチェックした所、頚椎と骨盤の歪みがあったため回転性めまいはメニエール病ではなく良性発作性頭位めまい症が一時的に治まっている状態で、あとは自律神経系の乱れからくる症状が併発していると考えた。

 

まず、頚椎調整と骨盤調整を行って歪みを整えてから体液循環調整を行い血流やリンパの流れを整えた所、2回目の施術以降はグラッとする感じが減り始めた。

その後は、一時的にグルッとなる感じが1回だけあったが、経過良好で10回目の施術で再発の可能性を防ぐためのセルフケアの方法を指導して卒業とした。

同時に治療した症状

特になし

施術方法

頚椎調整 骨盤調整 体液循環調整 肩関節調整

考察

この症例では、病院ではメニエール病との診断だったが、当院の見立てとしては疲労の蓄積による歪みからリンパの流れが悪くなって内耳に影響して起こる良性発作性頭位めまい症だと仮定し、自律神経系の症状も併発していたのでそれに対しても合わせて施術を行った結果、順調にめまいが改善方向に向かった。

病気や症状は、発症するずっと以前から疲労など何かしらの問題が積み重なって起こっている事がほとんどであり、そこを見ずに症状だけを追って経過を見ているとなかなか改善方向には向かわないと当院では考える。