あなたは、すべり症からくる腰痛やお尻から足にかけての痛みやしびれになどの症状にお悩みで何か良いリハビリ方法やストレッチの方法は無いかな？とお探しではありませんか？

このページでは、すべり症に効果的な骨盤ストレッチのやり方を動画を交えてわかりやすく解説していますので、最後まで読み進めてみて下さい。

 

腰椎すべり症とは、簡単に言うと腰椎（腰の骨）が前方向にスライドして移動している状態のことを言います。

すべり症には、骨が後ろ側へずれてしまう”後方すべり”と、前にずれてしまう”前方すべり”がありますが、ほとんどは前方すべりです。

その原因によって、形成不全性すべり症、分離すべり症、無分離すべり症、変性すべり症、と大きく4つのタイプに分けられます。

主な症状としては、腰痛（特に状態を後ろに反らせる、後屈）や腰部脊柱管狭窄症と同じような足にかけての痛みやしびれの症状が起こることもあります。

 

最も多い変性すべり症は、女性に多い病気で、閉経の頃（50～60歳くらい）にかけて多く発症します。女性ホルモンの影響や、女性ホルモンの減少による骨粗しょう症の進行によって、変性すべり症が起こるのではないかと言われています。

形成不全性すべり症は、生まれつき脊椎の発育に問題があるために起こり、分離すべり症や無分離すべり症は、中学生や高校生などスポーツを盛んに行うことで腰椎に負荷がかかり発症しやすい状態になります。

 

では、すべり症に効く骨盤ストレッチをご紹介していきたいと思います。

すべり症の症状をお持ちの方は、骨盤の傾きが（前傾）前に傾きすぎる傾向があるので、今回ご紹介する骨盤ストレッチを行なう事で、骨盤の傾きをストレッチによって調整するという方法です。

もし、ストレッチを行なっている際にも痛みを感じる様ならすぐに中止して下さい。

 

では、骨盤ストレッチのやり方をご紹介していきます。

まず足の裏同士をくっつけてもらって、股関節を開いた状態で座ります。

両手は足先を支える様に持ってください。

この時に股関節が痛みを感じたり、開きにくい時には、三角座りの状態で行なってもらっても結構です。

後はこの時点で痛みなどを感じる場合には無理をせずに中止する様にして下さい。

 

ではストレッチを行なっていきます。

まずこの状態から骨盤を起こすように背筋を伸ばして、骨盤をおこしていきます。

いっぱいのところまでいったら、今度は逆に骨盤を倒すイメージでお腹を後ろに倒すよう、背中を丸めるような形に姿勢をもっていきます。

今度はまたお腹を前に突き出す様に、骨盤を起こしていきます。

この様に骨盤を前後にゆっくりと動かす動作を、５往復行ないます。

 

この骨盤ストレッチを１日朝・昼・夜３回行なって下さい。

これをきっちり行なうと、慣れないうちは腰回りの筋肉が結構張った感じがすると思うのですが、張る感じはОＫなのですがすべり症の部分などに痛み感じるようであれば、すぐに中止して下さい。

以上が、すべり症に効く骨盤ストレッチでした。

 

いかがでしたでしょうか？

すべり症と言っても年齢や体の状態によって症状は様々です。

すべり症は腰椎を支えている腰部周辺の筋肉や脊柱の並びが症状改善のポイントなので、痛みなどの状態に合わせて運動やストレッチなどを行うことが重要です。

 

病院や整骨院ではすべり症が良くならずにお悩みで、もし、当院で施術を受けてみたいと思われたらぜひご連絡ください。

 

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